
FRONTROW
2023年5月18日
【中譯在後】
香港のCMの70%に出演していると言われるほど、香港で絶大な人気を誇る12人組ボーイズグループであるMIRROR。香港では社会現象を巻き起こすほどの大ブレイクを果たした彼らが、ついに初の全編英語シングル「Rumours」でグローバルデビューを果たし、同曲を引っ下げて日本発のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演! 同曲と「Stellar Moments of Humankind人類群星閃耀時」の2曲をで披露した4人のメンバーにインタビューすることができたので、香港のスーパースターである彼らに、音楽についてはもちろん、世界進出に向けた意気込みや日本のカルチャーへの印象などについて訊いた。(フロントロウ編集部)
香港のスーパーグループ、MIRRORが「THE FIRST TAKE」に出演
2018年にデビューした香港初の12人組ボーイズグループであるMIRROR。香港のサバイバル・リアリティー番組『リアリティタレントコンテスト Good Night Show - King Maker』がきっかけとなってデビューを果たすと、12人は飛ぶ鳥を落とす勢いで大ブレイク。公式YouTubeのトータル動画再生回数は4.8億回を超えるほか、公式バイオグラフィーによれば、グループ活動と個人活動を含めると、MIRRORは香港のCMの約70%に出演しているという。

メンバーそれぞれもソロでアーティスト活動や俳優活動を行なうなど、マルチな才能が集結したスーパーグループであるMIRROR。そんな彼らが2023年3月に初となる全編英語シングル「Rumours」をリリースして、グローバルデビュー。香港のポップミュージックである“広東ポップス”を世界に広める旗手になるのではと、大きな注目が寄せられている。
そして今回、ギョン・トウとアンソン・ロー、ジョール・ラウ、ジェレミー・レイの4人が日本発のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演! ジョール・ラウとジェレミー・レイによる「Stellar Moments of Humankind人類群星閃耀時」と、、アンソン・ローとギョン・トウも加えた「Rumours」の2曲をパフォーマンスした4人にインタビューすることができたので、「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスを振り返ってもらいながら、香港を代表して世界へ飛び出すことについての意気込みについても訊いた。
MIRRORの4人のメンバーにインタビュー!

(左から)MIRRORのジェレミー・レイ、ギョン・トウ、アンソン・ロー、ジョール・ラウ。
まずは4人それぞれの自己紹介をお願いできますか?
ジョール・ラウ: グループのなかではボーカルを担当しています。昔から音楽が大好きで、自分の音楽で誰かの心を動かすことができたら理想です。昔はバンド音楽が好きだったのですが、今はみんなでステージの上で歌ったり踊ったりすることを楽しんでいます。今はすごくステージを楽しめているので、これからもこの活動を続けられたらと思っています。
ジェレミー・レイ:自分はどちらかというとニュートラルなタイプだと思っています。昔からK-POPの大ファンで、特に少女時代やTWICEが大好きでした。彼女たちのパフォーマンスをずっと観てきたので、僕のスタイルは彼女たちからの影響も入っています。
アンソン・ロー:僕はアンソン・ローです。僕はというと…
他の3人が口を揃えて:メインダンサーです! 彼がNo.1ですよ。
ギョン・トウ:ジャスティン・ティンバーレイクのようなね。
アンソン:(照れながら)僕に喋らせてよ(笑)! ダンスとボーカルをメインで担当しています。僕はダンスが昔から好きなのですが、個人的にはステージでの自分のスタイルはパワフルだと思います。小さい頃から欧米のポップミュージックにとても影響を受けていて、マイケル・ジャクソンはもちろんですが、ジャスティン・ティンバーレイクやクリスティーナ・アギレラ、レディー・ガガ、マライア・キャリーといった2000年代のアーティストたちに特に影響を受けました。
ギョン・トウ:ダンスとボーカルどちらかというよりは、両方をバランスよく担当しています。ダンスもボーカルももっと上達することが目標です。好きなアーティストはアメリカのNe-Yoや台湾のショウ・ルオで、自分にとってのアイドルでした。

ジョール・ラウ
MIRRORというアーティスト名には、メンバー1人1人の個性を“ミラー=鏡”のように映し出すという意味が込められているそうですね。番組を通じてこの12人のメンバーで結成すると決まったときの心境を振り返っていただけますか?
ジョール:このメンバーでMIRRORを結成できたことは奇跡のように感じています。ソロアーティストとしてデビューするとなると、様々なプレッシャーを自分1人で受け止めなければいけないと思うのですが、MIRRORには12人のメンバーがいるので、役割も12通りに分担することができます。自分1人ではなく、グループであるということが重要です。みんなでパフォーマンスするダンスはより力強いものになりますし、そういうグループとしての推進力という意味でも、自分にとってはやりやすい環境になっています。それから、お互いからたくさんのことを学ぶこともできます。お互いから良いところを学び、自分の良くない部分がわかれば、それを反省することができます。お互いに影響を与え合っているので、まさにMIRRORという文字通り、鏡のようにお互いを反射させながら、学び、成長できるグループなんです。
それぞれ俳優活動もされていますが、俳優活動とアーティスト活動のスイッチはどのように切り替えていますか? また、俳優活動がアーティスト活動に活きていると感じるのはどんな瞬間ですか?
アンソン:MIRRORとしてデビューして間もない頃は、アーティスト活動の経験といっても、コンテストに参加していた数ヶ月のステージ経験しかありませんでした。なので、プロとしても経験不足だったので、俳優としてデビューしてからもドラマに出演したときにはパフォーマンス面で不自然な部分もあったのですが、作品を経るごとに少しずつ慣れていき、上達していきました。切り替えの部分については、個人的には、アーティストとしてステージに立つときには、ステージがパワーをくれるかのように、自然とパフォーマンスをすることができるんです。なので、スイッチのオン/オフというのは自分はないですね。
そして今回、MIRRORは初の全編英語シングル「Rumours」でグローバルデビューを果たすことになりました。この楽曲にこめた思いを訊かせてください。
アンソン:「Rumours」はセクシーで、エネルギッシュで、アグレッシブな1曲に仕上がっています。力強く歌うことを心がけたのですが、そのような試みはグループとしては初めてのものでした。今までは比較的明るめの楽曲が多く、このような曲はなかったので、今回歌うことができたことを嬉しく思っています。
この楽曲でグローバルデビューを果たすと聞いたときには、どんな気持ちでしたか?
ジェレミー:全編英語というのはグループにとって初めての試みでしたし、この曲を世界中の大勢の方々に聴いてもらえたら嬉しいです。個人的にも、この楽曲を通して世界中の方々にMIRRORを知っていただけることを楽しみにしています。そして、MIRRORを知っていただくことをきっかけに、これまで僕らが歌っていた広東ポップスのことも知っていただけたらと思っています。僕らのことだけでなく、香港には他にも素晴らしいアーティストがたくさんいるということ、そして香港そのものにも興味を持っていただけたら嬉しいです。
今回「THE FIRST TAKE」に出演されましたが、一発録りという独特な空気感はいかがでしたか? 「Rumours」のパフォーマンスで特に注目して聴いて欲しいポイントを挙げるとしたら、どの部分でしょう?
ジョール:この曲は元々アップビートでエネルギッシュな曲なのですが、今回「THE FIRST TAKE」で披露したバージョンにはコーラスの部分などを追加して、アカペラのように、比較的優しいアレンジで歌いました。ダンスミュージックのようなオリジナルのバージョンとは異なるものになっています。それから、ワンテイクのみというのも面白かったです。もちろん、ライブで歌うのも一度きりなのでそれは同じですが、ライブにはお客さんもいますよね。スタジオのなかでワンテイクで撮るというのは、それとは違うものがありました。ライブという意味ではライブと同じでしたが、スタジオで、お客さんの反応を見ずに歌うにあたって、どうやって感情をうまく伝えるかというところが、一番気を遣ったポイントでした。
ジェレミー:準備の段階にとても時間をかけました。レコーディングの前は本当に緊張していました。1回のチャンスでベストを出さなければいけないということで、緊張感がとにかくすごかったです。(日本語で)すごく緊張しました。
同じく「THE FIRST TAKE」で披露された「Stellar Moments of Humankind人類群星閃耀時」についても教えてください。この曲にはどのようなメッセージが込められているのでしょう?
ジョール:人と人の間で交わされる愛や感情について歌った曲です。この楽曲を通して伝えたかったのは、お互いに助け合うことの大切さというメッセージです。愛があるからこそ、人生が素晴らしいものになっているということ。人生に対する思いやりや、ありがたみ、愛が大きなテーマになっています。
みなさん、それぞれ様々なブランドのアンバサダーもされていますが、ファッションやメイク、スキンケアなどでこだわっているポイントがあれば、教えていただけますか?
ジョール:ヴィンテージのファッションが好きですね。市場にあまり出回っていないものというところが魅力だと思います。ギョン:スキンケアに関しては、保湿を大切にしています。保湿クリームはたくさんつけすぎないというところをこだわっています。アンソン:個人的には、ファッションに良し悪しはないと考えています。自分が着て、それが心地よければ、それで良いのです。ステージ上では割と華やかで、派手な衣装を着ることが多いのですが、普段はナチュラルで、よりシックな服装が好きですね。
日本のカルチャーで関心を持っているものはありますか?
ギョン:『SLAM DUNK』ですね!
ジェレミー:お寿司!
ギョン:『DEATH NOTE』!
ジョール:SUMMER SONIC!
4人で声を揃えて:温泉!
今回がグローバルデビューとなりましたが、今後の日本を含めたグローバルでの活動目標を教えてください。
4人で声を揃えて:ワールドツアーですね!
ジョール:ワールドツアーはやりたいと思っていますし、もっと英語の曲もリリースしたいと思っています。そして、グローバルに活躍の場を広げつつ、広東ポップスの代表として、僕たちMIRRORを通じて広東ポップスの魅力も広めたいです。世界中のいろんなステージに立ちたいという目標がありますが、そうすることで広東ポップスの存在を知ってもらいたい。そういう使命感を持っています。
ジェレミー:SUMMER SONICのような音楽フェスティバルにも参加したいです。
ジョール:日本のステージに立つことは僕たちの夢です。将来的に日本のステージに立つことを楽しみにしています。

【中譯】
香港組合MIRROR是一隊12人男子組合,據稱已佔據香港近七成廣告,人氣極高,在香港掀起了社會現象級的熱潮。近日,他們終於以首支全英文單曲〈Rumours〉在全球出道,並在日本Youtube頻道「THE FIRST TAKE」中演唱此曲。我們訪問了演唱此曲和〈人類群星閃耀時〉兩首歌曲的四位成員,邀請這些來自香港的超級巨星分享他們對音樂、進軍全球、印象深刻的日本文化等方面的想法。(FRONTROW編採部)
香港超級天團MIRROR登上「THE FIRST TAKE」演唱
香港首個12人男子組合MIRROR於2018年出道,透過香港實況真人騷節目《Good Night Show 全民造星》嶄露頭角後,12人旋即以驚人速度崛起爆紅。據官方YouTube統計,組合影片的觀看次數已超過4.8億人次。除此之外,根據官方介紹,MIRROR 亦分別以團體和個人形式,參與了近七成的香港廣告宣傳活動。

身為多才多藝的超級天團,MIRROR成員在各自的演藝事業中都獨當一面。2023年3月,組合首張全英語單曲〈Rumours〉全球首發,受到了廣泛關注,有望成為將香港流行音樂(「廣東歌」)推向全球的先鋒。
這次,四位成員姜濤、Anson Lo、Jer Lau 和 Jeremy Lee將亮相日本YouTube頻道「THE FIRST TAKE」!Jer Lau 和 Jeremy Lee 將演唱〈人類群星閃耀時〉一曲,而 Anson Lo 和姜濤亦將加入表演〈Rumours〉。我們訪問了四位,回顧他們在「THE FIRST TAKE」的表現,並聽他們分享代表香港走向世界的決心。
訪問MIRROR 4子!

(左起)MIRROR的Jeremy Lee、姜濤、Anson Lo、Jer Lau。
首先,可以先請四位自我介紹嗎?
Jer Lau:我在團裏擔任主唱,自小就非常喜歡音樂,希望能用自己的音樂感動別人的心。以前我喜歡搖滾樂,但現在我喜歡跟大家一起在舞台上跳唱。現在我非常享受在舞台上表演,希望能繼續這樣下去。
Jeremy Lee:我覺得自己是走中性風格的。我從小就非常喜歡K-POP,特別是少女時代和TWICE。因為一直以來都在觀看她們的表演,所以風格也受到了她們的影響。
Anson Lo:我是Anson Lo。我的話⋯⋯
其他3人齊聲:他是領舞!是第一名啊!
姜濤:像Justin Timberlake一樣。
Anson:(害羞笑)讓我說幾句吧(笑)!我主要負責跳唱。我從小就喜歡跳舞,覺得自己在舞台上的表演相當有力量。我的成長過程一直受到西方流行音樂的影響,除了Michael Jackson,如Justin Timberlake、Christina Aguilera、Lady Gaga、Mariah Carey等千禧年代的歌手都對我影響深遠。
姜濤:我並沒有偏向跳舞或唱歌,而是在兩者之間找到平衡點。我希望能精進舞蹈和唱歌技巧。我的偶像是美國的Ne-Yo和臺灣的羅志祥,他們對我來說是非常重要的偶像。

Jer Lau
MIRROR這個名字似乎有像鏡子一般反映每位成員的個性的意思,可以回想一下當初在節目後決定與12位成員組成組合的心情嗎?
Jer Lau:我覺得能與這些成員組成MIRROR就像奇蹟一般。獨唱歌手必須自己承受各種壓力,但在MIRROR裏,有12名成員可以一起分擔不同角色,不再只有自己孤單一人。團體的力量很重要,大家一起表演的舞蹈也變得更有力量。我們可以互相學習,學習對方的優點,並意識到自己的缺點。我們互相影響,像一面鏡子般反射彼此,這就是MIRROR,一個可以學習和成長的團體。
大家都有演員工作,會如何切換演員和藝人的身份呢?你們覺得演員工作有哪些部分會對成為藝人有所幫助?
Anson:MIRROR剛出道時,我們只有幾個月的比賽和表演經驗,所以仍是新手,對於演員和藝人的表達方式也還不熟悉。開始成為演員時,可能會有些不自然的地方,但隨著經驗的累積,並有更多作品演出的機會,我們就逐漸熟習起來,也有明顯的進步。至於身份的轉換,對我來說沒有明顯的切換。當我站在舞台上時,就會感到很有能量,自然進入表演狀態。
這次MIRROR將以首張全英語單曲〈Rumours〉在全球出道。請告訴我們你們對這首歌的想法。
Anson:〈Rumours〉是一首性感、活力、力量強勁的歌曲。我們首次嘗試以較有力的聲線演唱,跟以往的歌曲很不同。我們以前的曲風都相對輕快,所以我們對能夠演唱這首歌感到非常興奮。
你們聽說這首歌將全球首發時,有甚麼感受呢?
Jeremy:這是我們組合第一次嘗試以全英語演唱的歌曲,如果能讓全世界的人都聽到這首歌,我們會非常高興。對我個人而言,我很期待透過這首歌讓全世界的人認識MIRROR,並且透過認識MIRROR,讓更多人知道我們以前所唱的廣東歌。不只是關注MIRROR,如果大家也關注更多其他優秀的香港藝人,或對香港本身也感興趣,那就再好不過了。
這次你們登上了「THE FIRST TAKE」節目演出,你們覺得只有一次錄音機會的特殊氛圍如何?演唱〈Rumours〉有沒有甚麼希望特別注意的點呢?
Jer:這首歌本來就是一首節奏輕快、充滿能量的歌曲,但這次在「THE FIRST TAKE」中,我們加入了一些和聲部分,並以相對柔和的編曲演唱,有點像是無伴奏合唱。這個版本和原來的舞曲風格有所不同。此外,只有一次錄音機會這個形式也很有趣。當然,演唱會上也只有一次機會,但當你在演唱會上演唱時,會有觀眾在場,而這種環境跟在錄音室中一次過錄製是有區別的。我們最關注的是如何在沒有觀眾反應的情況下,將情感傳達給聽眾。
Jeremy:我們為了準備真的花了很長時間。在錄音前我真的很緊張。因為只有一次機會,必須盡力而為,所以壓力非常大。(日文)真的很緊張。
請介紹一下同樣在「THE FIRST TAKE」中演出的歌曲〈人類群星閃耀時〉的訊息。
Jer:這首歌講述人與人之間的愛和情感。希望透過這首歌,傳達互相幫助的重要性。因為有了愛,生命才變得美好。歌曲的主題是關於對生命的關愛、感激和愛。
你們每位都是各種品牌的代言人,請分享一下你們在時尚、化妝、護膚等方面特別留意的地方?
Jer:我喜歡復古時尚。我認為其中魅力在於這些服裝不容易在市場上找到。
姜:我特別重視保濕護膚。我常強調不要使用太多保濕霜。
Anson:我認為時尚沒有好壞之分。只要自己喜歡,穿著舒服就好。在舞台上,我們常穿華麗浮誇的服裝,但平常我更愛穿自然瀟灑的服裝。
你們對日本文化有感興趣的地方嗎?
姜:SLAM DUNK!
Jeremy:壽司!
姜:《死亡筆記》!
Jer:SUMMER SONIC!
4人齊聲:溫泉!
這次是你們的全球首演,請告訴我們你們未來在日本和全球的活動目標。
4人齊聲:世界巡演!
Jer:我想要進行世界巡迴演出,並發行更多英文歌曲。除了在全球發展,作為廣東流行音樂的代表,我們MIRROR也想通過自己的音樂宣揚廣東歌魅力。我們夢想在世界各地的不同舞臺上演出,讓大家了解廣東歌的存在。我們有這樣的使命感。
Jeremy:我們也想參加像SUMMER SONIC這樣的音樂節。
Jer:在日本的舞臺上演出是我們的夢想。我們期待未來能夠在日本演出。
【中譯不得轉載】
